裕子「どうも! 堀裕子です!」
朋「ども! 藤居朋よ!」
裕子「今回は前置きは無し! さっそく、第15回HSP杯、最終週の結果に行きます!」
朋「今日はやる事いっぱいあるからね! 優勝は決まってるけど……最下位、ジンギスカン争いはまだ分からないわよ!」
裕子「死闘の結果、見届けて下さい! では……最後はこうなりました!」
結果
日時 競走 レース名 距離 馬名 騎手 順位 賞金 所有者
05/28 東京04R 未勝利 ダ1300 アタビズム 武士沢友治 9 0 葵ひかる
05/28 東京05R 未勝利 芝2000 アイスランドポピー 杉原誠人 2 210 Ryota
05/28 中京05R 未勝利 芝2200 ディーンズリスター 坂井瑠星 1 520 テラ
05/28 中京06R 1勝 芝1600 ブレスバイルーラー 角田大河 9 0 雷神
05/28 東京07R 1勝 芝2400 ダノンギャラクシー ルメール 1 750 山田平
05/29 中京05R 未勝利 芝2000 アルファヒディ 坂井瑠星 1 520 テラ
05/29 中京11R L白百合S 芝2000 ピースファイン 高倉稜 7 0 フェイスレス
裕子「遅れてきた大器・ディーンズリスターが素質だけでデビュー勝ち! 返す刀でアルファヒディも未勝利脱出! テラさん、最終週でなんと2勝を上げて、ジンギスカンを脱出!!」
朋「ディーンズリスター、ヤバいわね……。ダービー週にデビューで秋には菊花賞勝つとかやりそうねぇ……」
裕子「そして! アタビズム9着、ブレスバイルーラー9着と、葵ひかるさんと雷神さんが撃沈! その結果……大逆転で雷神さんがジンギスカンの餌食に!!」
朋「劇的な幕切れ……! これがHSP杯の恐ろしさよ……!」
裕子「ちなみに白百合Sのピースファインは7着。自己条件のダノンギャラクシーが見事2勝目を挙げています。アイスランドポピーも2着と健闘してますねー」
朋「ダノンギャラクシーは秋へ向けて仕切り直しねぇ。という事で、これにて第15回は終了! 続けて、結果発表へ移るわよ!」
裕子「いえっさー! では、最終結果、総合順位の発表です!」
裕子「最後の最後で躱され、最終防衛ラインのブレスバイルーラーも防ぎきれず、無念のジンギスカン決定! 早々の主力のリタイアが致命傷になってしまいました……!」
朋「マジカルキュートが屈腱炎で引退しちゃったのが痛すぎたわね……。他も全体的に怪我が多かった気もするけど……2266Pで最下位、って最終ラインのボーダーが高すぎなのよね、今回は……」
裕子「ですよねー。レティクルが地方で頑張ってたし、未勝利脱出したのが3頭もいたら、例年ならジンギスカンの心配ないですもんねぇ……」
朋「ほんとに地獄の戦いだったわね、ジンギスカン争い……」
裕子「雷神さんのブレスバイルーラーが勝っていたら自爆ジンギスカンでした! あぶない!!
終わってみれば、ポイント差は僅かの接戦! なんだかんだでエイカイマッケンロがトライアルまで行ってくれたおかげですかねぇ……」
朋「鴨南蛮のところも2頭勝ち上がっているのよね。なんだかんだでメトセラも稼いでくれたし……あとはスカーレットオーラがもうちょっと早く始動してくれてたらなー」
裕子「まあ、ギリギリのところでジンギスカン回避できたの、晩成のダイワスカーレットの系譜が、一応1勝は上げてくれる、というのをエイカイマッケンロがかろうじて守ってくれたおかげですねぇ……」
裕子「こちらも最後までジンギスカン争いに参加! しかし、フミノバレンタインが手堅く稼いでくれたおかげでデッドラインは割り込まず! ……でも、返す返すもデッドラインのボーダー高すぎますよね……」
朋「葵さんも3頭勝ち上がりなのよね。雷神さんと鴨南蛮、葵さんの差は、4桁稼げた馬がいたか、というところで出た感じよねぇ……」
裕子「堅実に走り続けられる馬がいる、というのがアドバンテージになりましたねー」
15位
3120P テラさん
裕子「先週までも最下位も、最終週でまさかの2勝!! 華麗にジンギスカンを脱出して見せました! 切り札のディーンズスターが本当に切り札と化した底力! 秋が楽しみな一頭! また、グランスラムアスクも頑張りましたよー!」
朋「ディーンズリスター、期間内には間に合わないと思われていただけに、まさに救世主だったわねー。ほんとに直前までは2頭勝ち上がり、グランスラムアスクが孤軍奮闘するも届かず、といった感じだったのに、終わってみれば勝ち上がり4頭だもんねー」
裕子「ほんとに最後まで何が起きるか分かりませんねぇ……」
14位
3480P 你藍翠さん
裕子「早くからステルナティーア、年明けぐらいからはライラスターが頑張るも、2勝目が遠かった! ローカナ染め勝負の年だったはずなんですけど……今年あまり振るってないですよね、ローカナ……?」
朋「まあ、アーモンドアイ以後、となると次の世代になるからねー。ちなみに你藍翠さんは2との勝ち上がりなんだけど、ステルナティーアがGⅠまで進んだからねー。こういうのが一頭いると、さすがにジンギスカン圏内からは抜け出すわねぇ」
裕子「というか、GⅠ出走馬いるのに14位なんですか……? こわぁ……」
13位
3559P 浅野夏希さん
裕子「ウィズグレイスのアネモネS挑戦が目だつぐらいですけど、未勝利馬まで万遍なく賞金を稼ぎ続けていたのが、ジンギスカン地獄には捕まらなかった所以かもしれません!」
朋「まさに質実剛健。勝ち上がりが2頭なんだけど、それ以外もとにかく掲示板を確保しまくっていたからねー。やっぱ出走回数って大事よね……」
裕子「丈夫で早熟な馬を確保しておくのがジンギスカン回避の否決ですかねぇ……」
12位
4790P 山田平さん
裕子「最終週にダノンギャラクシーが2勝目! 勝ち上がり頭数も4頭と、ここからが中位グループになります!」
朋「4桁稼いだのが3頭。確かにポイントが1000違うのよね、ここからは。ただまあ、最終週のダノンギャラクシーの2勝目が大きかったかなー、とは思う。あとは、プルサティーラみたいに未勝利戦で稼ぎに稼いだ馬がいると違うわよねー」
11位
5140P SANEさん
裕子「短距離で力を発揮し始めたセリノーフォス、朝日杯に出走したトゥードジボンの両輪がそれぞれ2勝! ただ、オルテンシアが未出走で病死したりと、あまり運には恵まれなかった様子!」
朋「2勝馬が2頭いると全然違うわね……。ただ、惜しいところで波に乗りきれなかった感じもあるので、そこが残念よねぇ。セリノーフォスなんか、夏場大暴れするんじゃないかしら」
裕子「まあ、直千勝てる馬なら夏使いますよねー」
10位
5617P フェイスレスさん
裕子「中央のシーヴィクセン、地方のランディスシティとダートメインで突き進むも、あと一歩一線級の壁を越えられず……! ちなみに所有馬全馬勝ち上がりでもこの順位! やっぱりアベレージキツいですよね、今期!?」
朋「5000P台で10位だからねぇ……。ダート狙い路線は正解だったんだけど……今年の3歳、ダートのレベルが異様に高かったのが誤算かしら……」
裕子「ランディスシティが順調に使えていたら、とは思っちゃいますもんねぇ……」
9位
5915P r-sukaさん
裕子「2戦2勝のロンが無念の故障戦線離脱! この馬が無事だったらクラシック戦線もちょっと変わっていたかも!? とはいえ、残ったトゥデイイズザデイやコリエンテスらが踏ん張り、一桁着順確保です!」
朋「今年のクラシック路線、故障離脱馬が少なかったけども、その数少ない離脱馬の中でも本番まで残っていてもらいたかった一頭よねぇ、ロン。ただ、ロン離脱後もトゥデイイズザデイ、コリエンテス、シェイリーンの3頭が4桁P確保してくれたあたりに層の厚さがあったわねぇ」
裕子「エースさえ無事ならば、という無念さがありますねぇ……」
8位
6752P ナガレさん
裕子「白毛馬を強奪されるも、白毛の血脈のママコチャが好走! ダート戦線に切り替えたバトルクライが2勝、勝ち上がりも全部で4頭と高水準! そしてなにげに未勝利2着4回のルージュエクレールの存在も大きかったかも!」
朋「ずっと育ててきた白毛の系譜が大成したわねぇ……。去年のソダシから確変入ったので、白毛といえばナガレさん、という布陣が功を奏してるわね。ママコチャもファンタジーS2着だったら桜花賞狙ってきてたかもしれないし、バトルクライも強さを見せたし……。それに4頭勝ち上がりなのよね」
裕子「ここ最近のナガレさん、総合的な底上げが出来てる感じですよねー。白毛の系譜の強化がそのまま力になってるような……」
7位
7259P Ryotaさん
裕子「早い時期から重賞戦線で活躍したアライバルを有するも、クラシック本番前に肩を痛めて春全休! GⅠに出られていれば……と思わざろう得ません! また、地方所属のウンが積極的に中央遠征していたのも印象的!」
朋「アライバル離脱がなければもっと上に行けてたかもねー。ウンもいいところまでは来てたんだけど……運が無かったわね!(どやぁ)」
裕子「朋さんがそれ言うんだ……。あとはリアグラシアの骨折も痛かったですねー。確かに、ここぞというところでの運がなかった感じはするかも」
6位
7827P ぐれこめさん
裕子「惜しくもトライアルで権利取りを逃したマイシンフォニー、ダートで衝撃の走りを見せたコンクパール、重賞まで駒を進めたリアド、ショウナンアデイブを有するも、2年連続の掲示板は惜しくも逃しました!」
朋「万遍なく活躍して重賞まで進んだのが4頭。相変わらずの総合力の高さよね。ただ、ここから先は重賞勝ちが必要ねぇ、やっぱり」
裕子「当然のようにこの位置に来るぐれこめさんも凄いと思いますけどねぇ……」
5位
9740P ZZZさん
裕子「レヴァンジル、ルージュラテール、レッドベルアームと手堅く走る馬が揃うも、大舞台までは届かず! 強奪した白毛馬ハイアムズビーチは白毛馬としては標準的に頑張ってくれました!」
朋「さっき名前の挙がった3頭が、揃いも揃って本賞金を加算出来なかったのが痛いのよね……。重賞での2着が一度でもあったらGⅠも狙えたんだけどねぇ……」
裕子「ほんと強いんですけどね、3頭とも……。ハイアムズビーチはシラユキヒメ一族としては標準的な頑張りでしたね」
朋「ほんと、POGとしては手堅いのよね、白毛一族は……」
4位
10325P さとうあきらさん
裕子「2年続けての4位! 最後の最後、コマンドラインがダービーの抽選を突破していたら逆転優勝もあっただけに、まさかの木曜敗戦確定! その後コマンドラインは白百合Sも回避してJDD参戦を表明! どこ行くの!? 他ではダンテスヴューがNHKマイルCに出走! GⅠに出られた人が上位に来ている印象の今期でした!」
朋「いやー、ほんとにコマンドラインがダービー出走してたら……とは思ったけども…………今年のダービー、出てても何も出来なかったかもねぇ……」
裕子「レベル高すぎでしたね……。むしろ、母系にダートの可能性が眠っているのでダート狙うのは面白いかもしれませんねぇ」
朋「ドラフト前はダービーの最有力、なんて言われていたけど、ダービーはダービーでもジャパンダートダービーだったりしてねー。まあ、それ以外に5頭勝ち上がり、GⅠ参戦馬が2頭と、さすがの覇王ぶりよね」
裕子「最後の最後まで優勝の可能性を残していたあたりはほんと、さすがですよねー」
3着
11567P あっしーさん
裕子「地方でシャルフジンが奮戦! 南関三冠路線で激闘を繰り広げるも、南関最初の一冠羽田盃をまさかの取りこぼし! ここを取れていたらかなり違っていただけに無念です! 中央ではベルクレスタが牝馬クラシック路線で健闘! 牝馬勢が気を吐きました!」
朋「ほんと、シャルフジンが凄かったわねぇ……。南関だけで4900Pって何よこれ……」
裕子「羽田盃勝ってたら、ほんとに優勝狙えましたよね……。これまでも地方狙いは結構いましたけど、ここまで食い込んできたのは初めてかもしれませんねぇ」
朋「ま、それ以外にもオークスまで進んだベルクレスタの存在も大きいわよ。短いところでも存在感あったわねぇ」
裕子「王道以外でもここまでやれるんだ、というところを見せてもらいました!」
準優勝
11943P 電撃本部長さん
裕子「早くからナミュールが活躍するも、粗品の呪いの前にGⅠでは凡走! しかしオークスで3着と最後に良いところを見せて一気に2位へと浮上しました! それ以外はなんと未勝利! ナミュール一点突破となりました!」
朋「粗品の呪いさえなければ……!! ほんとそう思わせるぐらいに強いのよ、ナミュールは!」
裕子「2歳戦終わった時点で阪神JF負けても最高評価でしたからねー。でも、ナミュールでも重賞1勝なんですね」
朋「そういやそうなのよね……。オークス3着ってかなり大きいのねぇ……」
優勝
18400P オンザロックさん
裕子「重賞2連勝からの朝日杯2着のセリフォスが最初から最後まで引っ張りました! 来週の安田記念でどんな走りを見せるのか、楽しみですねー! また、アートハウスが別路線組でオークスに参戦! アクシデントで好走こそならなかったものの、先が楽しみな一頭です!」
朋「NHKマイルCも枠に泣かされた形だからねー。アートハウスもあの放馬が無かったら、と思うとね。それでいて優勝だもの。すごい!」
裕子「デッドラインが高かった一方、優勝ラインはそこまで高くなかったんですよね。結局GⅠ勝ちは無かったので」
朋「そうね。重賞を複数勝ったのもセリフォスだけだし。それだけ接戦だったとも言えるけど……終始リードし続けたオンザロックさん、文句なしよ!」
裕子「というわけで、オンザロックさんには北海道米5㎏をお届けします! そして最下位の雷神さんにはサイキックでジンギスカンキャラメルをお見舞いしますよー! ムムムーン!!」
朋「まあ、普通に郵送だけどねー。というわけで! 以上をもちまして、第15回ほっぷすてっぷぱーるらいす杯を終了します!」
裕子「みなさん、1年間お疲れ様でした!」
朋「で、続けて第16回のドラフトが行われたわけだけど……なんと最終的に参加者が23名に!!」
裕子「予想外に増えましたね……」
朋「しかも今期から所持頭数が2頭増えて8頭になったもんだから、ドラフトが久々の修羅場よ……」
裕子「そんなドラフトの結果は、こちらで確認して下さいねー」
朋「いやー、色々あったわね……。ビッグレッドさんがリスト切れ起こしたり、ドラフト終了後に鴨南蛮の持ち馬に不備発覚したり……」
裕子「取り合えす、これで大丈夫なはず……! では、さっそく第16回HSP杯、第1週の出走馬です!」
予定
日時 競走 レース名 距離 馬名 騎手 所有者
06/04 東京05R 新馬 芝1600 エゾダイモン 武豊 ビッグレッド
06/04 東京05R 新馬 芝1600 スティルディマーレ 横山武史 浅野夏希
06/04 中京05R 新馬 芝1600 ダイヤモンドハンズ 福永祐一 ビッグレッド
06/04 中京05R 新馬 芝1600 トゥーテイルズ 岩田望来 SANE
06/04 中京05R 新馬 芝1600 リアリーホット 川田将雅 こう
06/05 東京05R 新馬 芝1600 エルダーサイン ルメール テラ
06/05 東京05R 新馬 芝1600 ビューティーワン 武豊 ぐれこめ
06/05 東京05R 新馬 芝1600 メリオルヴィータ 福永祐一 オンザロック
06/05 東京06R 新馬 芝1400 クラックオブドーン 福永祐一 あっしー
06/05 東京06R 新馬 芝1400 シャンディエン レーン 山田平
朋「なんと初回から10頭の大量出走! これが参加者23名、所有馬8頭が叩き出す、数の暴力よ!!」
裕子「やー、私達の仕事も増えますねー……」
朋「所有馬紹介だけで半年近く掛かる計算だからね……。あ、そうだ、ユッコ。今期から回しと解説、交代しましょ」
裕子「え!? 私、そんな気の利いた事言えませんよ!?」
朋「大丈夫よー、資料は手元にあるんだし。何よりもアタシでも出来たんだし!」
裕子「……そっかー。それは確かに……」
朋「納得されるとそれはそれでムカつくわね……。ともあれ、2歳戦最初のレースは土曜・中京5R! ここにはビッグレッドさんのダイヤモンドハンズと、SANEさんのトゥルーデイズ、そしてこうさんのリアリーホットが出走するわよ!」
裕子「えっと、ダイヤモンドハンズは新種牡馬のサトノダイヤモンド産駒ですねー。なんかこう、ジョジョ第四部、って感じがしますね、この名前」
朋「あー、ダイヤモンドでハンズだもんねぇ」
裕子「母はアルゼンチン1000ギニー馬。これだけ早く出てくるのはちょっと意外な気もしますねぇ、サトノダイヤモンド産駒」
朋「まあ、ディープ直系だし、仕上がりは早いのかもね」
裕子「トゥルーデイズはラブリーデイ産駒。ジャカランダレーンの全妹になりますねー。そのジャカランダレーンが今のところの代表産駒、とちょっと苦境が続くラブリーデイですけど……妹の方はどうかなぁ」
朋「ダンスインザダークの影響でまくりなのかも……」
裕子「晩成なのかなぁ……。リアリーホットはエタリオウの下になりますねー。父がロードカナロアで、スピード値を増強。アーモンドアイ後のこの世代は強そうですよねー」
朋「続いて土曜・東京5Rにはビッグレッドさんのエゾダイモン、浅野さんのスティルディマーレが出走!」
裕子「むむ、ビッグレッドさん、2頭目! スタートダッシュかける気ですね……! エゾダイモンはメジロラモーヌ直系の牝系出身で、兄にグローリーヴェイズがいますねー。兄姉の勝ち上がり率も高く、大物感のある配合でいいですねぇ。スティルディマーレもロードカナロア産駒ですねー。母のコケレールはディープインパクト以外だといまいちパッとしなかったので、ここで新しい路線へ行ければ、といったところ……!」
朋「ディープインパクトがいなくなったあとって生産牧場も結構大変だったみたいね……。さてさて、日付け変わって日曜日。東京5Rにはテラさんのエルダーサイン、ぐれこめさんのビューティーワン、オンザロックさんのメリオルヴィータが出走するわよ」
裕子「エルダーサイン……名前がいいですね……! サイキック味を感じます……! アルジャンナ、コマンドラインの下になりますが、この仔もディープインパクトがいなくなって父が替わったタイプですね。ただ、父がハーツになって一発の大きさはより期待出来るようになった気もしますねー」
朋「ディープってホームランも打てるアベレージヒッターってイメージなのよね……」
裕子「あー、なんとなく分かります……って、ウチの事務所、普通に野球分かる人増えましたよね……」
朋「まあ、すんごい広報課がいるからねぇ……」
裕子「で。ビューティーワンも血統背景がエルダーサインとほぼ一緒なんですよね。これまでディープ付けたけど、いなくなっちゃったんでハーツクライ、という。ここがハマるかどうかがかなり大きく分かれそうなシーズンですねー。むむむ、これは海のユッコのサイキックでも見通せぬわ……!」
朋「節穴のセリフよ、それ……」
裕子「メリオルヴィータは分かりやすいスピード配合。ただ、メンバーが揃った上に東京マイルはちょーっとタフかなー、とは思わないでもないですが……どうですかね?」
朋「んー、ダイワメジャーだし、先行してなんぼって気もするけどねぇ……?」
裕子「まあ、鞍上が福永さんなので、期待値は高いですよね、絶対!」
朋「で、最後が日曜・東京6R。あっしーさんのクラックオブドーンと山田平さんのシャンディエンが出走するわよ」
裕子「クラックオブドーンは新種牡馬のサトノクラウン産駒。お父さんの血統背景からすると1400って短い気がするんですけど……どうでしょう? ラストタイクーンのクロス発生してたり、母系がファビュラスラフィンだったりと面白いんですけどねー。シャンディエンは母が小倉2歳Sを勝ったデグラーティア。父が初年度から皐月賞馬を送り出したドレフォン。自身の戦績と産駒の得意距離があんまり結びつかないドレフォンですけど、この配合はどう出るかなぁ? ただ、気がかりなのは、この馬、ノド鳴り持ちなんですよね……」
朋「皐月賞を勝ったジオグリフもノド鳴り持ちだったわね……。ドレフォン、結構ノド鳴りが発症する可能性がある……?」
裕子「でも、強いんですよねぇ、ドレフォン産駒。鞍上もレーンでかなり期待出来ますよー」
朋「今週の出走予定は以上ね。……大丈夫そうじゃない?」
裕子「あっはっは、やってみるととどうにかなりましたねー! さすがエスパーユッコ、出来ない事はありません!」
朋「じゃあ、ついでに今週のラッキー枠も予知してみよー!」
裕子「えっと……予知とラッキーは微妙に食い合わないんですけど…………まあ、いいでしょう! 枠なんて言わずに馬番で予知しますよー! 今週、ミラクルが起こる馬番は……13番です! ムムムーン!」
朋「信じるも信じないもミステリアス! という事で、お届けしたのはミステリアスガールズの藤居朋と!」
裕子「同じく、ミステリアスガールズの堀裕子でした! 次回から、所有馬紹介のコーナーも始めますよー!」
朋「長い、旅になるわね……」
裕子「完走目指して頑張ります……! という事で、また次回!」